弊社の取り組み
| 在宅で療養生活を送っている患者様の病態は多岐に渡っています。19世紀後半までの医療は主に急性疾患が対象であり、治療は単一の疾患について行われてきました。しかし、21世紀に入るとともに社会全体の高齢化が進み、私たちは複数の疾患と付き合いながら人生の最終ステージを送るようになりました。近年、在宅医療が推し進められる中で医療の価値は「治ること」から「QOL（生活の質）の維持」に変わってきました。地域包括ケアの概念にもあるように「住み慣れた場所で生活の質を維持しつつ、病気や障害と向き合いながら暮らしていく」ことが求められています。私たちは鍼灸・マッサージの施術を行うほか、運動機能を維持するための筋力訓練やADL（日常生活動作）を向上させるための指導をさせていただいております。 |
| 2006年に医療法が改正され、病院での入院期間、リハビリ期間が大幅に短縮されました。このため、多くの方が、病院でマッサージや機能回復訓練を受けたくても受けられず、自宅に引きこもり、寝たきりになるケースが多くなっています。慢性期に入ると、病状の目覚しい回復は困難になり、病院でのリハビリ期間の制限のため退院を余儀なくされます。このため自宅でのご自身による地道で継続的なリハビリが何よりも重要になってきます。しかし、筋肉の麻痺や、関節拘縮などがあると、思うように体を動かすことができません。また、機能回復訓練には、専門的な知識が必要となるため、何をどうしたらよいのかわからず、自己流で行い、回復がはかどらない状況が多く見られます。また、通院に伴う時間や、付き添い、移動の費用なども、患者様とそのご家族にとって大きな負担となり、適切なリハビリを続けるのを妨げている原因となっています。 |
| あさひメディカルは、患者さんとそのご家族の負担を少しでも軽くするため、医療保険制度を利用し、低料金で自宅や施設で受けられる医療マッサージ、機能回復訓練などのサービスの提供を行っております。自宅でリハビリされている方々の自立を支援し、訪問マッサージ・機能回復訓練を通して、すべての人の幸せに貢献してゆくのがあさひメディカルの役割です。専門的な知識を持つ国家資格を取得した施術師が、患者様のお体の状況を適切に把握し、短期、中期、長期の目標を立て、地域の医療機関と連携し、患者様の立場に立った医療サービスを行っております。 |
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患者様のお宅を訪問するのは一日のうちのわずかな時間ではありますが、その時々の患者様の状態を考慮した確かな施術はもちろん、そこで交わす会話や何気ないやりとり一つにも気を配り、患者様や介護するご家族の皆様に笑顔が生まれるよう医療と介護の橋渡しを務めております。
弊社はプロフェッショナル集団として技術の向上に努め、真心こめて仕事にあたり、患者様やご家族の皆様に「あなたが来てくれることが本当にうれしい」と言っていただけるよう、日々真摯に取り組んでおります。 |
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